■お彼岸の期間
春彼岸 : 毎年3月の春分の日をはさんで前後3日合計7日間
秋彼岸 : 毎年9月の秋分の日をはさんで前後3日合計7日間
●2021年 春のお彼岸の日程
彼岸入り:3月17日
お中日 :3月20日(春分の日)
彼岸明け:3月23日
■お彼岸の迎え方と準備
お彼岸を迎えるには次のような準備が必要のようです。
●お仏壇、仏具の掃除
●お墓の掃除 ***重要***
●供花やお供え
果物・菓子などの他、精進料理をお供えする
・春は牡丹の花にちなんで牡丹餅と言うようです。
・秋は萩の花にちなんでおはぎと言うようです。
■お彼岸でお参り出来ない、他家に伺う場合
現代では現金を包むことを指す「お香典」ですが、本来はお香(お線香)
を届けたことに由来します。
お仏壇やお墓にお参り出来ない時や、他家に伺う時はお供えの他に
お線香を届けましょう。
■お墓参り
お墓参りは、ご家族みんなで出かける。お墓は家族全員でお守りしていくべきものです。
両親がご先祖様を祀る姿は後の世代に受け継がれてゆくことが重要です。
【持ち物】
※お墓参りに行くときの準備する物
●お線香
●ろうそく
●マッチ (ライター)
●お花 (昔は"しきみ"が主に使用されていましたが、最近では四季折々の
お花をお供えする方が多いようです)
●お供物 (お菓子や果物、故人の好きだったもの等)
【お掃除】
お墓参りに行ったらまず、お墓の清掃が必要です。雑草が生えていたり、ゴミが
散らばっていたりしては仏様に申し訳がたちません。
●墓石は水をかけて洗い流す。
(Youtubeで石材屋さんの方法を実践するのが綺麗にする近道)
・頑固な汚れはキッチンハイタ-を希釈して、スポンジで洗い、そのあと多めの水で流し、
水拭きする。
・バスマジックリンでも薄めに希釈して、スポンジでこすると、かなりの確率で落ちます。
洗剤等を使った場合は、多めの水で洗い流し、水拭き(怠ると変色等の
要因になります。)
・コ-キング等が取れて、墓石間に水が入ると、汚れの原因にもなるので、墓石用
コ-キングをする。
マスキングテ-プで覆い、コ-キングした後、エラで余分なコ-キングを取り、
ならすとうまくいきます。
・裏技で墓石の繋ぎ目に出来る汚れは、スクレ-パやカッタ-の刃で鈍角にあて、
こすると落ちる。
・玉石は、墓に応じて、黒玉や白玉・五色玉等を選定して、平坦に撒く。
・名前の掘った部分は汚れやすいので、小さなブラシか歯ブラシ等で洗うと綺麗に落ちます。
●水鉢や花立、香立てはゴミがつまりやすので丁寧に洗います。
・水鉢はねじると取れるので、外して金属コンパウンド等で磨くとステンレスですので
かなり輝きを取り戻します。
●洗い流したら、タオル等で水気を拭きとります。
・コンパウンド等で磨きたいところですが、これはやめた方が良いと石材屋さんは
申しています。
【お供え】
●お菓子や果物は直接置かず、二つ折りした半紙の上に置きます。
●水鉢にきれいな水を入れます。
●花立てに供花の長さを整え、お供えします。