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銀ぎんめっきに整流器より、直流電流を流して行います。電鍍とも言われます。対極としては、めっき金属と同一の銀を

用い、銀の薄い層を他の金属に固着させること。電気めっきは、銀板を陽極として、目的の金属製品を陰極として、

銀の水溶液中可溶性陽極を陽極反応とする不溶性陽極を用い、めっきします。

銀めっきは、美しい白色系で、電気伝導性、熱伝導性にも非常に優れており、普及は広範囲で装飾品、洋食器をはじめ、近代では航空機、電子機器部品など工業用にも活用されています。


錫すずめっき(光沢あり)とは、錫の水溶液に鋼材を浸漬し、整流器にて電気を流すことにより、その表面に錫被膜を形成する

技術です。この際、添加剤を加えることで光沢を出しています。

錫は融点が低く、半田付けに適しており、電子工業の分野ではよく用いられています。延性も高く、潤滑性にも適しています。

又、毒性が少ない性質もあり、食器や缶詰等にも、利用されています。


錫すずめっき(光沢なし)とは、大きく分けると3種類となり、光沢、半光沢、無光沢があります。従来の錫めっきは無光沢ですが、耐食性、外観などが悪いことからカドミウムめっきが用いられていましたが、光沢剤が開発され、半田付け性、耐食性、外観が優れためっき皮膜が得られるようになり、半光沢や光沢錫めっきが普及しました。又、1970年にカドミウム公害が発生した際はそれに変わり、光沢錫が更に普及しました。

半光沢錫は比較的ウィスカ性に優れ、安価であるため、好まれる傾向にあります。


亜鉛めっきとは、製品や部品表面に亜鉛を析出させることによって亜鉛が持つ機能や特性を付与する表面処理加工法です。亜鉛めっき加工による亜鉛皮膜はその防錆効果が高く評価されています。主に鉄製品に用いられるめっきで、鉄の錆を防ぐことを目的としてメッキされます。また、亜鉛メッキはその防錆機能を高めるために基本的に化成処理と呼ばれる後処理をされます。この化成処理により色などの外観に影響を与え、耐食性の向上に加えて装飾目的で用いられる場合もあります。

 


ニッケルめっきはとても優れた光沢を持っています。また発色が良く、変色しにくいのが特徴です。優れた光沢と変色しにくいという特性から、美観性の向上のために仕上げに施されることが多いです。ニッケルめっきに使用されるニッケルは、ニッケルや含有されている鉄の合金率によって、熱膨張率が変わります。一般的にはニッケルや鉄単体よりも熱膨張率が低いので、低熱膨張材料として使用されます。ニッケルめっきの硬度は、メッキの中でも硬いです。ニッケルにリンを含有させたニッケルメッキのメッキ状態での表面の硬さでも450〜550Hv(Hvは硬さの単位)ありますが、表面を熱処理した状態(表面温度400℃)の場合は、硬さが倍になります。